貧血の予防
貧血というのは医学的には「一定容積血液中に含まれる血色素量が、正常範囲をこえて減少した状態」と定義されます。
貧血を起こす原因はいろいろありますが、正常な人は栄養の不足(鉄、ビタミンB6、ビタミンB12など)によって一時的に貧血状態になることがあります。
鉄分の不足による貧血は、年齢的には10~16歳に多くみられ、サッカーユニフォームを着るサッカーのように持久的で激しいスポーツをした場合や、炎天下で汗を大量にかいた場合などによくみられます。
鉄は、赤血球の中の血色素の中に65~75%、肝臓、腎臓、脾蔵に貯蔵鉄の形で約25%、筋肉中の赤い色素ミオグロビンに約5%という割合で体力に分布しています。
少年期の1日当たりの鉄所要量は、6~8歳9mg、9~11歳10mgとなっています。
鉄含有量の多い食品は、レバー、肉類、貝類、卵黄、大豆、ほうれん草、海草類ですが、鉄の含有量だけでなく、吸収率も考慮して栄養を補給しなければなりません。