ちょいとお勉強 その3
★☆輸入ルートの多様化について
並行輸入は、これまで総代理店が牛耳ってきた流通経路に風穴をあけ、高価格維持の価格体系を破壊する起爆剤といえます。
それだけに、メーカーや総代理店にとって、並行輸入の動向が気掛かりであり、できれば並行輸入品の流通そのものを抑えたいと考え、時折、その具体的動きにでることがあります。
たとえば、最近、スコッチゥィスキーの海外メーカーが、代理店契約をタテに、第3国への輸出をやめるよう強く求め、並行輸入品の流通そのものを断ち切る動きに出ましたことなどはこの一例です。
この動きにより、安売り攻勢でシェアを拡大してきた洋酒の並行輸入業者は、商品が極端に品薄ぎみとなったため、かなり淘汰されるのではないかともいわれています。